東日本大震災追悼 3.11のつどい2019

2019年3月11日。震災からは早くも8年が経過しました。いや、ようやくと思う人もいるのでしょうか。今まで何もすることができなかった僕からすれば、「早くも」という言葉を使うしかありません。


さて、ネガティブな話はここまでにして、今日行ってきた活動を報告するとします。今日は、石巻のこころの森さんにいつもお世話になっている関係もあり、南浜つなぐ館で東日本追悼式に、少しの間ですが、参加させていただきました。つなぐ館への到着時間が早かったため、つなぐ館の資料を謁見したり、追悼式用の灯篭作成のお手伝いをしました。つなぐ館内には、メッセージノートが数冊置かれており、震災が終わってすぐに訪れた人からのメッセージも数多くありました。8年経過してようやく来た僕としては、もっと早くから、彼らのように被災地の力に少しでもなれるようなことができたのかなと思い、なんとなく後悔の念を覚えました。灯篭作成に関しては、例年よりも僕らを含めた若者が多くボランティアをしていたそうで、作業が早く終わったとのことでした。昼休憩の後、追悼式に参加しました。14:46。1分間の黙祷をしました。亡くなってしまった方々へのお悔やみと同時に、これからの復興のために僕に何ができるのかを考えました。結果何も思いつきませんでした。僕は無力だ。ボランティア歴が長いわけでもない。だから今は、被災地の人が募集するようなボランティア活動に積極的に参加していこうと思いました。黙祷の後、バルーンリリースを行いました。白のバルーンは過去、青のバルーンは現在、緑のバルーンは未来を表しているそうです。


ありきたりな締めにはなってしまいますが、この訪問を通していろいろなことを考えさせられました。これからも被災地復興のため、そして、夢を果たせず亡くなってしまった人の想いをつなぐため、今の僕に何ができるのか、思考を続けていきたいと思います。