荒浜小学校訪問 &「閖上の記憶」主催 追悼のつどい

午前は荒浜小学校を見学しました。滋賀の高校生がボランティアにきていて、彼らに市の職員の方がガイドしているのをちゃっかり盗み聞きしました。

そのお話の中で印象に残っているのが、そのガイドの方が仰っていた、「津波はまた来る」という言葉です。8年前の犠牲を無駄にしないためにも、そのことをしっかり心に留めておかなければいけないなと思いました。


 午後は閖上の記憶追悼の集いに参加しました。

14時46分

黙とうの後、鳩風船を飛ばしました。

鳩風船には、今回閖上に行った人の想いと「あたりまえをありがとう」と書いて空に放ちました。


 東日本大震災によって引き起こされた問題はとても多く、たかが学生ボランティアである私たちが到底解決できるものではありません。しかし、次の世代にこの出来事を伝え、世界のどこかで同じような地震、同じような津波が起きた時、少しでも多くの命が助かることができるようにすることは東日本大震災を経験した私たちの義務なのではないでしょうか。そしてそのためできる一見簡単で一番大切なことが「忘れないこと」だと思います。震災の記憶を忘れず、そして私たちが震災記憶を忘れていないということが、被災した人そして震災の記憶を次の世代へ伝えようとする人達に少しでも感じてもらうことができれば、それはそうした人々の心の支えになる。被災地に遊びに行ってご飯を食べて帰ひゅるだけでも、立派な東北支援になるのではないかと、今日3月11日に被災地に足を運んでみて感じました。